漫画やゲームの登場人物に扮するコスプレの祭典「世界コスプレサミット」が3日、名古屋市で始まった。会場の一つのオアシス21には、京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者を悼むボードが設けられ、多くのアニメファンがメッセージを寄せた。
ボード(縦2メートル、横3メートル)は白地に「Pray for Kyoani」(京アニへ祈りを)とデザインされ、「応援してます また素晴らしい作品を」「アニメは暴力なんかに屈しない」などの励ましの言葉が並んだ。
メッセージを寄せた愛知県日進市の久語みゆきさん(30)は「アニメは子どもだけじゃなく大人にも勇気と希望を与えてくれる。今回の事件はショックでしたが、犠牲者のご冥福を心より祈っています」と話した。
サミット主催の実行委員会によると、ボードは4日夕まで会場に設置され、その写真を京都アニメーションに送る予定という。
高松市中心部の商店街でも3日、コスプレのイベントがあり、京都アニメーションの放火殺人事件の犠牲者を悼むメッセージボードが、通りに面した壁に設けられた。アニメなどの登場人物に扮した参加者らは「がんばれ京アニ!」「また素敵な作品 待ってます」などと書いた紙を貼った。
高松市の女性(29)は、事件…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル